2007年1月16日火曜日

嫌がらせへの対処

立ち退き要求は、普通は、地上げ屋が行います。黒幕は出てきません。百戦錬磨の彼らは、刑法に反しない範囲で様々な嫌がらせを行います。例としては、
1.頻繁に自宅や職場に電話してくる。
2.マンションの管理をいい加減におこなう。住人が文句を言っても、すぐに対応してくれない。
3.リフォームと称して上下左右の部屋で工事を行い、大きな騒音を撒き散らす。
4.自室の上の階の水道をわざと破裂させる。
5.怪しげな住人を隣の部屋に住まわせる。
などです。
自分一人、あるいは一世帯で戦っていると、このような嫌がらせを受けやすいようです。
そこで、
1.住人同士で団結する。
2.借地借家人組合や生協住宅などの組織に代理人を依頼し、交渉の窓口になってもらう。ただし、闘い方の方針は、代理人と相談の上であなたが決めて、代理人に実行してもらわなければなりません。完全に丸投げしてしまうと、方針が迷走して、あらぬ方向に行く場合があります。きっちりグリップを利かせることが重要です。
などの方法が有効な場合があります。
ただ、住人同士で団結する場合、互いの利害関係を一致させないと、地上げ屋に付け込む隙を与えることになります。よって、住人同士でよくよく話し合うことが必要と思われます。もちろん、1と2を組み合わせて、住人同士が団結した上で代理人を立てる、方法も考えられます。

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