2007年7月9日月曜日

裁判を知る

地上げ屋に「訴えるぞ」と言われたら、どう答えたら良いでしょうか?
答えは、「どうぞ」。
裁判は非常に時間がかかるため、裁判をすると地上げ屋、あるいはその裏にいる不動産開発業者にとっては事業計画が狂ってしまいます。
よって、裁判に訴えてくる可能性は極めて低いのです。
そんなことをするくらいなら、金銭で解決するほうがマシなのです。
では、本当に訴えられたらどうするか。
堂々と受ければよいのです。
その際、地上げ屋には「堂々と受けて立つよ。最高裁までね」と言い放ってください。
民事事件は、原告、つまり地上げ屋に有利なことを被告、つまり我々借家人に言わせなければ、立証責任を尽くしていないと裁判官に判定されてしまうそうです。
そのあたりは、
裁判の秘密 (単行本) 山口 宏 (著), 副島 隆彦 (著)
洋泉社
http://www.amazon.co.jp/裁判の秘密-山口-宏/dp/4896917065/ref=sr_1_2/503-3771591-0002334?ie=UTF8&s=books&qid=1183929464&sr=1-2
に書いてあります。
この本を読むと、なぜ裁判に時間がかかるのかなどについて大変に驚くべき事実が誰にも分かりやすく書いてあります。
立ち退き問題を抜きにしても非常に楽しく読めました。
訴えられたときの恐怖感は完全に消えると思いますよ。

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