2007年12月10日月曜日

不動産業界を知る

大変ご無沙汰致し申し訳ありません。
仕事に忙殺されておりました。
さて、今回の件で色々と不動産業界の雰囲気や仕事の進め方がよく分かり、大変に勉強になりました。
私の知人の不動産屋さんに今回の件についてのアドバイスをして頂いた時、「不動産屋の話は全て嘘だと思っておくことが重要です。その場で嘘をついて、その場を切り抜けられればこっちのもんですから。」と言われ、最初信じられませんでした。
人間、自分の認識と余りにもかけ離れていることはなかなか信じられないものです。
しかし、時間がたつと、なるほど確かにその通りでした。
私が感じた不動産業界のイメージに最も近い本が
「不動産というバケモノ」(別冊宝島編集部編)
http://www.amazon.co.jp/不動産というバケモノ-別冊宝島編集部/dp/4796617965/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1197250840&sr=1-1
です。
これは笑えます。
例えば、「フルコミッションの不動産セールスマンが、物件のそばのバス停の時刻表に勝手に数字を書き込んで、いかにもバスの便がいいように細工して売る」などという話が出てくる。
これを読んで、昔、田舎のバス停の時刻表の数字が手書きだったことを思い出しました。
古本で手に入りますから、是非ご一読を。
当初私は地上げ屋、不動産屋に非常に腹を立てておりましたが、業界の方々がどなたも金の事ばかり考えていることに、何と哀れな人々だと感じ始めていた頃、この本を読みました。
すると、あらあら不思議。
哀れなだけではなく、何やら微笑ましい人々だと感じるようにすらなりました。
賃貸派、持家派、共にご一読あれ。